子どもが「釣りに行きたい」と言っていて、手軽にできる釣りはないかな・・・。
という時におすすめなのがこのカサゴ釣りです。
防波堤なら安全に釣ることができ、すぐに釣れるので子どもと一緒に楽しいひと時を過ごしてください(^^
オールシーズンいつでも釣れますよ★
目次
カサゴとは?
ちょっと数が多いですが、全体的に黒に近い赤~赤茶色い魚です。
そして白い斑点が所々にあるのが特徴です。
なお、カサゴは生息している深さによって体表の色が変わる魚で、黒に近い赤の場合は浅い所に生息し、深くなるごとに赤くなります。
大体陸から釣れるのは赤茶色系が多いです。
これが船での釣りになると真っ赤に近いガシラ(カサゴ)が釣れたりもします。
カサゴの釣り方とコツ
ロッドはどれがいいの?
カサゴを釣るときにオススメのロッドは?
と聞かれた場合、私でしたら2パターンで答えます。
カサゴの引きを味わいつつ他の魚にも対応したい場合
バスロッドでやるのがオススメです。
バスロッドでしたらそこそこ強いので、カサゴ以外の外道がきた時にもそうそう負けたりしません。
カサゴを狙っていても外道としてたまにチヌ(クロダイ)やシーバスがかかることもありますよ。
そう言う時にアジングロッドでしたらチヌ(クロダイ)やシーバスの強い引きに負けることがあります。
(以前アジングロッドで62センチのシーバスを釣ったことがありますが、釣り上げるまでに15分以上格闘しました。)
なお、おすすめロッドとしましたら、
をおすすめします。
値段も手頃で25センチ超えのカサゴがきてもびくともしません。
十分魚とやりあうことができますので、これくらいの強さのロッドがいいです。
さらにスリルを味わいたい場合
さらにスリルを味わいたいならアジングロッドでするのがおすすめです。
アジングロッドの繊細な感度がカサゴの強烈な引きにグイグイ引っ張られる感じはさながら大物の魚を釣っているような感覚になりますよ☆彡
これもある意味快感といえば快感ですが、カサゴが25センチを超えてくると竿が負けそうになってきます。
なので、小さいカサゴが多い所ではいいと思いますが、私はあまりお勧めしません。
時と場合によっては足元でも尺(=30センチ)手前のが普通にいますので、もしそんなのがかかって竿が負けたら嫌ですものね。
リールはどれがいいの?
リールはシマノかダイワの2000番以内でしたら何でもいいと思います。
値段も手頃で行くのでしたがおすすめはこちらになります。
ちょっと高いのが欲しい、そしてアジングやメッキ釣りにも使いたいと言うかたはこちらもオススメです。
この辺りは他にどんな魚を釣りたいかで変わってきます。
なお、竿とリールのメーカーが違ってもさほど影響は受けないので安心してくださいね。
ルアーはどれがいいの?
カサゴ(ロックフィッシュ全体に言えます)は目の前に落ちてきた獲物に食いつく習性があります。
その習性を利用した釣り方が一番おすすめですので紹介します。
まず、仕掛けとして
こういった形のオモリの先端に大きめの針を付け、
こういう形のワームを組み合わせます。
なお、パワーイソメは市販の色でピンク、赤、青(ほぼ緑ですが、、)茶の4色あり、全て試してみましたが、ピンクが圧倒的に釣れました。
なので、初心者はピンクを買っておけば間違いなく釣れます。
これを使って防波堤の淵沿いを落とし込んでいきます。
これはある防波堤を撮った写真になります。
テトラがある方が外海になります。
この場所では右側が外海にあたりますね。
この場合、テトラがある方とテトラがない方、どちらが良く釣れると思いますか?
一般的には「テトラがある方が釣れやすい!」と言われていますが、
さっきの写真の白い線の部分を撮った写真になります。
防波堤の下は基本こういった形で岩が敷き詰められています。
そして、カサゴなどの根魚は、この岩の間に普段から潜んでいます。
そして、目の前に餌が来ると飛びついてきます。
答え合わせとしますと、、このような形で敷石があればテトラ側よりも内側の方がよく釣れますよ。
それも投げなくて十分です。
目の前で落とし込んでもいたら食いついてきます。
もし、落とし込んでも釣れなかったら少し投げてみてとにかく底を叩いてください。
ガシラ(カサゴ釣り)はとにかく目の前にいるかいないか、これに尽きます。
いたら基本引ったくるような強いアタリがくるので、来たらすぐに抜きあげてください。
来た時にもたついてたら根に潜られてなかなか抜きにくくなります。
この格闘は結構しんどいですよ。
最後はめんどくさくなってラインを切って終了ということが私もよくありました。
なので、掛かれば即抜き上げる!
これが防波堤でのカサゴ釣りの鉄則になります。
なお、消波ブロックがある所では消波ブロックと防波堤の間に落とし込んでいってください。
消波ブロックの上で釣っている方もいますが、危険ですのでやめてください。
子ども連れの場合は尚更危険です。
正直カサゴはそこまでしなくても普通に釣れます。
ガシラ(カサゴ)以外にも
メバル(下の写真参照)
ソイ・アイナメ
などが釣れたりもします。
どれもかかれば引きは強いので楽しいですよ★
なお、基本いれば食いついてくるので、朝マズメ、夕マズメの影響は特に気にしなくてもいいのですが、やはり魚種全体的に活性が上がりますので、短期決戦で行くなら朝マズメ、夕マズメにするのがおすすめです。
夏場でしたら海水浴やキャンプで海に行く機会があると思います。
その時に少し磯場があったらこの手の仕掛けを持って行って磯場を探ってみるのもいいと思いますよ。
特にソイはものすごく浅い所にもいたりします。
ちなみに・・・カサゴとかのロックフィッシュに関しては、ライン(釣り糸)の太さは関係ないので、手持ちのラインを何でもいいので使ってください。
あまりに細いラインは根掛かりした時にすぐ切れてしまうので、できれば2号以上のラインがいいですよ。
私はカサゴ釣りをする時は2号使ってます。
最大でシーバスで使っていた6号をそのまま流用したら釣れたりもしたので、あまりラインの太さは気にしなくていいと私は思いますね。
注意点
ものすごく簡単に釣れてしかも引きが強いガシラ(カサゴ)ですが、注意点があります。
ガシラ(カサゴ)、ソイ、メバル全てに言えることですが
背びれのトゲが鋭いです。
なので釣れた時に背びれをつかむような持ち方をするとトゲに刺さって痛い思いをしますので、安全な下アゴを持つようにして下さい。
そして生命力がかなり強い魚でもあります。
個体にもよりますが、釣ってから2時間近く経っても生きていたりします。
料理する時に生きてたら当然暴れますのでその時はしばらく置いておきましょう。
さらに、あまりに熱中するあまりに消波ブロックの上で釣りをしたくなる時もあるかもしれません。
しかし、子どもと釣りをしている場合、子どもが真似をして消波ブロックの上で釣りをしたら足を滑らせて落ちたりして危険です。
子どもと釣りしている時は消波ブロック上での釣りはやめておきましょう。
まとめ
・子どもや初心者でも簡単に釣れる
・背びれに鋭いトゲがあるので注意
・子どもと釣りしている時は消波ブロックの上ではやらない
以上、ガシラ(カサゴ)釣りの紹介でした。
カサゴはルアー初心者でも必ず釣ることができます。
なので、「ルアー釣りってどんなものだろう。。」と迷っている方はまずこのカサゴ釣りからはいるといいですよ。
そして、このカサゴ、見た目は悪いですが、釣った後料理をしたらかなりおいしいです。
25センチを超えたら刺身にもできますので、独特の触感とほんのり来る甘さがたまらない!と言っている方もいるくらいですよ。
初心者でも簡単に釣れるカサゴ釣り、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
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