釣りにくい昼間にバスを釣る方法は!?季節別の攻略法とは!?

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一般的にバスは朝まづめや夕まづめ、もしくは夜が釣りやすいとされています。

しかし、皆さんが釣りをする機会はやはり昼間になることが多いと思いますので、難しいとされる昼間にバスを釣る方法についてアドバイスをさせて頂きたいと思います。

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なぜ昼間にバスは釣りにくいのか

 

  • 人が多いためバスが警戒する
  • 気圧が高くなり、バスの動きが悪くなる
  • バスが光を嫌う特徴がある 

そもそも、なぜバスは昼間に釣りにくいのか、そこからお話ししていきたいと思います。

1つ目は人的プレッシャーです。

特に週末等の休日は釣り人が多くなり、その分バスも警戒して、口を使いにくくなります。

バスがルアーを見慣れてしまい完全に見切ってしまうため、釣るのが難しくなります。

また日が出ている時は、人の影等でバスが人間の気配を感じ取れやすいのも、釣りにくくなるポイントになります。

そのため、釣り人が少ない、人影のない夜はバスの警戒心も薄れるため、釣りやすくなるということです。

また河口湖等の観光地では、釣り人以外にも観光でみえている方も多くおり、遊覧船等も営業しているため、その影響もかなり大きなものになります。

近年は海外の方も多くいらっしゃっており、釣りをしていると日本語よりも中国語の方が聞く機会が多いといった印象も受けます。

以前、私が河口湖で日曜日にボートで釣りしていた時は、朝~夕方まで全く当たりの無い状況でした。

ちょうど、良質なウィードが生えている場所が、遊覧船のコースの上になっており、遊覧船が通過した後に、そのポイントに入って何度か釣りをしたのですが、全くバスからの反応は得られませんでした。

しかし、遊覧船の営業が終了して、少し時間を空けたタイミングで、同じポイントで釣りを再開すると、すぐにスピナーベイトにバイトがあり、50UPのバスを釣ることができました。

この出来事からも、釣果に遊覧船の影響が関わっているということが分かるかと思います。

二つ目が気圧の問題です。特に夏の晴れた昼間は気圧が高くなるため、バスの動きが鈍くなり、口を使いにくくなるため、ルアーで釣るのが難しくなります。

さらに水温もかなり高温になるため、人間が夏バテになるのと同じようにバスも夏バテのような状態になるため、より昼間に釣るのが難しくなります。

三つ目は光を嫌う傾向があるので、全くの日陰のないフィールドではバスは深場でじっとしている事が多くなります。そういった特徴もあって、バスは昼間に釣るのが難しいとういうことになります。

これまでは昼間にバスが釣りにくいことをお話してきましたが、ここからは季節ごとに昼間のバス釣りの攻略法をお伝えしていきたいと思います。

春の昼間の釣り方

 

  • 浅場でサイトフィッシィング
  • バスを見つけるためには、偏光グラスが必須
  • バスが口を使う釣り方を探していく

水温が上がってくる春は釣り方によっては、昼間の方が釣れる事もあります。

なぜなら、バスは産卵のため浅場にやってくるため、それをサイトで釣ることができるからです。これは夜釣りではできない釣り方になります。

そのため、無風状態で水の中が見えやすい状況であれば、どんどん浅場でバスを探すことお勧めします。その際には、偏光グラスを忘れずにお持ちください。

以前、私が春に行った愛知県の入鹿池では、ほぼ1日中サイトの釣りをして40UPを2本、45UPを1本、50UPを1本釣ることができました。

この時はボートフィッシングでしたが、まずは釣りをせずに、浅場にいるバスを見つけることから始めました。バスを確認したら、あとは試行錯誤しながらバスが口を使う釣り方を探していくということを行いました。

結果、その時はシャッドやヘビーダウンショットの釣りが正解だったようで、釣りが上手くなったと勘違いしてしまうような釣果を得ることができました。

夏の昼間の釣り方

 

  • 涼しい場所を探す(流れ込みや日陰等)
  • 虫系のルアーを使う
  • 気温が高く、熱中症の危険があるため、無理はしないこと

まず、近年の夏はかなり気温が上昇し、釣りの前に人間の体調の方を注意しなければならないと思いますので、熱中症等にかからないように、十分気を付けて釣りをするようにしてください。

夏の昼間は人間と一緒でバスも涼しい所を求めるため、バスを探すのはそんなに難しい事ではありません。

流れ込みやウィードの中、障害物の影になっている所等、ちょっとここは涼しそうだなと思われる所にバスが潜んでいる事が多いです。まずは、そういった場所を探してみてください。

特に流れ込み等は分かりやすい場所のため、探し当てるのはさほど難しくないと思います。

その分、他の釣り人がすでにルアーをキャストしているかもしれませんが、こういった場所にはバスが入れ替わり入ってきますので、臆せず攻めましょう。

流れ込みではその流れ込みの大きさに合わせて、流れに負けないような重さ大きさのルアーを選択するのが重要です。

また木で日陰が形成されているようなポイントでは、上から落ちてくる虫を下でバスが待っている事も多いので、虫系のルアーを選択するのも良いと思います。

そのポイントでの状況に合わせて、適切なルアーを選択できるように色も含めて様々ルアーを用意しておくと良いかと思います。

私も夏の野池でここしかいないだろうと思われる、流れ込みにラバージグを打ち込んで50UPのバスを抜き上げることができました。

その時には、アメリカザリガニが多く生息している池だったので、赤い色のザリガニの形をしたワームをラバージグのトレーラーにして、キャストしていたのですが、見事にルアーがハマった瞬間でした。

秋の昼間の釣り方

 

  • そのフィールドのバスが捕食しているものを探す
  • バスのエサに合わせて、適材適所なルアーでアプローチする

水温が下がってバスが動きやすくなる秋は、バスが広範囲に散ってしまうため、なかなか狙いどころが難しくなります。

そのため、秋の昼間にバスを釣るヒントとなるのが、そのフィールドでバスが食べているベイトになります。

小魚を食べているのであれば、その小魚を探して探し当てると、その近くにバスもいることが多いです。

野池であればザリガニを食べているバスもいれば、虫を捕食しているバスもいますので、適材適所でルアーを使ってアプローチするのが重要になります。

私が秋の野池で釣りをしていた際に、護岸された岸沿いでバスがボイルしていました。

最初は何を食べているのか分からなかったのですが、よく観察すると水面の上を飛んでいるトンボを捕食していました。

ルアーをトンボ型のものへ変更した1投目。水面に落下したトンボのようにバタバタさせると、すぐにバスがバイトしていきました。

自分でもまさかと思ってしまい、合わせがしっかり決まっていなかったようで、残念ながらそのバスはキャッチする直前でフックアウトしてしまい、釣ることができませんでした。

しかし、バスの食べているエサをしっかり観察したことで、バイトまで持ち込めたため、バスは釣れませんでしたが、クイズには正解できたような達成感がありました。

冬の昼間の釣り方

 

  • 1日の中で水温が最も上がる昼間がチャンス
  • リアクションと食わせの両方の釣りをやってみる
  • まずは寒くても釣りに行くことが大事

元々水温が下がるこの時期は、1年の中で最もバスが釣れにくくなります。そのため、冬については水温が上がる昼間の方が釣れることも多いです。

魚は人間とは異なり、変温動物のため、水温=体温となりますので、1℃でも水温が上がればバスが口を使いやすくなることもありますので、1日の中で水温が最も高くなる昼過ぎがチャンスだと思います。

実際、私が冬に釣っているのは昼前後の日中に釣っていることが多いです。ただ、多いと言ってもチャンスは1日1回あるかないかというのが冬の釣りです。

冬はメタルバイブレーションのリフト&フォールといった捕食行為よりも、リアクションと呼ばれる、バスの反射行動で口を使わせる釣りがメインになると思います。

しかし、水温の上がったタイミングであれば、ワーム等の食わせの釣りでも、バスが口を使ってくれる可能性が高まりますので、昼間はリアクションと食わせの釣りの両方を行うと良いと思います。

また冬でもバスは日陰にいることもありますので、日の当たる場所ばかりではなく、日陰になっている所を狙うのも、ポイントとして抑えておいてください。

そもそも冬は人間が釣りに行きにくい季節になるため、まずは釣りにいくということが、バスを釣るための絶対条件になるかと思います。

特に食わせの釣りは集中力も必要になりますので、しっかりとした防寒着で冬の釣りに挑んでください。

ただ、釣れた時の1匹は他の季節にはない大きな達成感が得られると思います。

その他、昼間にバスが釣りやすくなるタイミング

 

  • 状況変化があった時(風が吹いた、曇った、雨が降った)
  • 水が濁り、バスの警戒心が薄れた時

季節に関係なく、昼間にバスが釣りやすくなるタイミングがあります。

それは状況の変化です。

風が吹く、曇る、雨が降るといった、ちょっとした自然の変化もバスは敏感に察知して、行動が変わることがあります。

私も以前、河口湖で釣りをしていた際に、風が吹き始めたタイミングで、クランクベイトにバスが口を使ってきたということがありました。

どうやら風吹くと水面が波立つため、バスの警戒心が薄れることや、バスが捕食している小魚の動きが変わるため、バスの動きも変わるといったことがあるようです。

またバスは光を嫌う特徴がありますので、逆に言うと濁ったり、雨が降ると一転して釣りやすくなります。

強すぎる濁りはマイナスですが、クリアな水質の所に流入河川から濁りが入っているポイント等、変化あるポイントを絞って釣りをしていくと良いと思います。

また雨も昼間にバスを釣りやすくしていくる大きな助けになることが多いです。

雨の中の釣りは嫌がる方も多いですが、実は大きなチャンスになるため、ぜひレインウェアを着て釣りをすることをお勧めしたいと思います。

まとめ

 

昼間にバスが釣れにくい理由

  • 人が多いためバスが警戒するから
  • 気圧が高くなり、バスの動きが悪くなるから
  • バスが光を嫌う特徴があるから

春の昼間にバスを釣る方法

  • 浅場でバスをサイトで釣るのが良い
  • バスを見つけるためには、偏光グラスが必須
  • バスが口を使う釣り方を探していく

夏の昼間にバスを釣る方法

  • 涼しい場所を探す(流れ込みや日陰等)
  • 虫系のルアーを使う
  • 気温が高く、熱中症の危険があるため、無理はしないこと

秋の昼間にバスを釣る方法

  • そのフィールドのバスが捕食しているものを探す
  • バスのエサに合わせて、適材適所なルアーでアプローチする

冬の昼間にバスを釣る方法

  • 1日の中で水温が最も上がる昼間がチャンス
  • リアクションと食わせの両方の釣りをやってみる
  • まずは寒くても釣りに行くことが大事

昼間にバスが釣れやすくなるタイミング

  • 状況変化があった時(風が吹いた、曇った、雨が降った)
  • 水が濁り、バスの警戒心が薄れた時

基本的には昼間のバスフィッシングは難しいと言われています。

しかし、季節やその時の状況に適した釣り方をすることで、十分に昼間でも狙って釣ることが可能です。

むしろサイトフィッシィングなんかは昼間にしか味わえない釣り方ですよね。

昼間には昼間しか出来ない釣り方でバスフィッシングを楽しみましょう。

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