「釣りって楽しいの?」
「面白いの?」
魚釣りをしてると聞いたら、そのお友達にこの手の質問をした事はありませんか?
今日はそんな疑問を持っている人達に、釣りの楽しさ面白さをお届け出来たら良いなと思います。
また、そんな疑問を投げかけられて、返事に困ってしまう釣り人さんにも、
「そうそう!」
と思って貰えたらと思います。
目次
釣りはやってみないと分からない
「釣りの魅力はやってみないと分からないよ」
あなたが釣り人に疑問を投げかけたとき、このような返事か、
「説明しにくいから、今度釣りに行くから一緒に来てみる?」
このようなことを言われたりしませんでしたか。
そうなんです。釣りって、このルアーを使うとこんな感じに動いて・・・と、他の趣味と違って説明しにくいんです。
なぜかと言うと色んなスタイルの釣りがあるからなんです。
色んなスタイルがある
他の趣味、たとえば編み物としましょう。編み物のどこが面白いの?と聞いたとします。
編み物をしている方は、ぼうしを作ろうって考えて決まったら、毛糸で編み始めます。
考えてた形に編めば編むだけ仕上がっていくのが楽しい!
そして仕上がった時の達成感が何とも言えず楽しい!
そうなると思うのですが、釣りにはその達成感というのが人によって違うので、はっきり言って伝えづらいんです。
魚を釣るだけ。
そこは一致するのですが、違うんです。一致するのはそこだけなんです。
魚を釣ることだけを目的にしている人
魚の引きを楽しむタイプです。
バス釣り、コイ釣り、フナ釣りなど、釣りはするものの、持ち帰ることも食べることもせずに、キャッチ&リリース、まさに魚を釣り上げるまでを楽しむって感じでしょうか。
ルアー釣りでも一部の魚に対しては当てはまっています。
釣りをする前の工程を楽しむ人
竿選び、仕掛け作り、ウキ作りなど、魚釣りに行く前の段階を楽しむタイプです。
ショップに行き、最新の釣り竿を見るだけでも、ワクワク!
ショップで買いあさって来た材料で仕掛け作り、この仕掛けで釣れるであろうと魚の気持ちになってイメージしながら作成します。
手作り仕掛けを使う日が待ち遠しく、そわそわします。
ウキ作りも同様、ウキの浮力具合や、見えやすさなどを考えながら試行錯誤するのが面白いのです。
一から木を削って形を作り、重りを埋め込んで浮力を調整し、何度も繰り返し色を塗る。
そうして丹精込めて作り上げた自作ウキで釣り上げた魚はひと味違った嬉しさがあります。
釣るまでを楽しむ人
どこに釣りに行くか、何を釣るのかを考えてるだけで楽しくなってくるタイプです。
釣り雑誌を読んだりして、この場所行きたいな、ここならあの魚が釣りたいなと考え、もちろん釣りに行きますが、釣りに行くまでのリサーチの方に力を注いでしまいます。
釣った後を楽しむ人
釣りをした後は、ゲットしたお魚を料理して美味しく頂く事を、目標としているタイプです。
この魚は、塩焼きに、次は刺身にと、食べるために釣りに行きます。
新鮮だからこそ出来る料理、味があると思います。これは釣りをして、釣りたての魚を食べたことがない方には、説明はできません。
その味が忘れられず、また釣りに行くと言っても過言ではありません。
ぜひぜひ、食べてみて頂きたいものです。
後、釣ってきた魚を水槽で飼う方もいます。そこは言わずもがな、鑑賞する為に釣るんです。
こんな感じで、スタートもゴールもスタイルによって、代わってしまうのが釣りなのです。
他にもいらっしゃると思いますが、私が思う釣り人像です。釣りのスタイルの違いがあるんです。
色んな釣りがある!
釣ることを目的にしてる人にも、違いがあります。
まずは海の防波堤などで釣りをする人を見てみましょう。
エサを巻いて、魚をおびき寄せる人、サビキという小さなエビをまく事で、おびき寄せた魚を釣る手法。
針に虫エサを付けて釣る人、エビやゴカイという虫をつけます。他にも色んなエサがあります。
他にもありますが、防波堤でだいたいこんな感じでしょうか。
次は川や、池での釣りを見て見ましょう。
渓流釣り、川の上部で、ヤマメ、イワナなどを釣る、上級者向き、フライフィッシングなど色々な、釣り方があります。
川釣り(中流、下流)鯉、鮒、ウグイ、アユ、オイカワなどを釣る。ファミリーや、初心者に向いています。エサ釣りが主です。
池や湖、沼など、鯉、鮒、ブラックバス、雷魚などを釣る。ルアー、エサ釣りなど。
このように、魚を釣りあげるだけなのですが、場所、釣り方、竿やウキ、仕掛けも違うのです。
釣り人が思う事!
ここで実際に「釣りって面白いの?」と釣り人に聞いてきたので紹介します。
始めたキッカケも、子供が釣りしたいと言い出したからで、やりたくて始めた訳じゃ無かったんだよね。
いざやり出すと、奥が深いって言うのかな。「自然と魚を相手にするってこんなに楽しいんだ!」と感じてからは子供ほったらかしで、釣り三昧してます。
いかに釣りあげるかってとこまでを模索し考え、それがピッタリとハマった時の感覚は何とも言えないよ。
ゲームでも同じような感覚あるよね。クリア出来た時の優越感に似てる所があると思いますね。
道具にこだわれるし、場所にも、なんなら天気にまでこだわりが出来るんだよ。
とことん追求しても、魚相手だから思い通りにならないのも最高!
次こそやってやる!って気になれる所が面白いと思える。
まとめ
- 魚釣りの魅力は伝えにくい
- 魚釣りにはいろんなスタイルがある
- 引きを楽しむタイプ
- 自作することを楽しむタイプ
- イメージトレーニングを楽しむタイプ
- 料理を楽しむタイプ
- 観賞を楽しむタイプ
- 釣り方にも種類がある
- 釣り人が質問されたときの解答
釣りはやってみないと分からない、本当にそう思います。ぜひやってみて下さい。
色んなスタイルがある。スタイルがそれぞれ違い、スタイルなりの楽しみ方があります。
そして、色んな釣りがあります。その釣りの中で、自分にあった釣りを探してみませんか?
質問を投げかけたという事は、釣りに興味があるという事ではないですか?
釣り人に、「楽しいか?」と聞いてみて、
「説明しにくいから一緒に行こう!」
と言われたなら、ぜひ釣りに一緒に行きましょう。
きっと、楽しくて、面白いと思いますよ。