テキサスリグ真髄お教えます!!極めて釣りの幅を広げましょう!

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バス釣りの中には、様々なリグ(仕掛け)が存在します。

ノーシンカーリグの次に使用されているのが、今回ご紹介するテキサスリグだと思います。

シンカーが付いていないノーシンカーリグよりも重さがあり、飛距離が出しやすいうえ根掛かりしにくいリグになります。

テキサスリグを極めることで、さらにバス釣りの幅が広がると思います。

初心者の方でも、使いやすいリグになります。

今回は、このテキサスリグに着目して、お勧めの使い方等をお伝えします。

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テキサスリグとは・・・

 

その名の通り、アメリカ合衆国のテキサス州が発祥の地と言われています。

ノーシンカーリグへ、主にバレットシンカーを取り付けたシンプルなリグです。

ノーシンカーよりも重量があるので、ルアーを遠くまでキャストすることが可能になります。

すぐに底に落とすことができるため、テンポ良く釣りを行うことができます

フックの針先をワームの中に隠すことができるため、根掛かりが少ない点も使いやすいポイントになります。

テキサスリグの長所

 

1番のメリットは根掛かりを恐れず、ヘビーカバーの中を攻略できることが挙げられます。

トリプルフックの付いたルアーをキャストするのに躊躇してしまう、ごちゃごちゃとした木に覆われたポイントやルアーを入れることが出来ても回収が難しい、水面を水草に覆われたポイント等を臆する事なく攻略することができます。

そういったポイントは、他の釣り人が攻め切れていない事が多く、大きなバスが潜んでいる可能性が高いです。

私も夏の野池釣行等で、水面が水草で覆われて普通のルアーでは、水の中に入れる事さえできないようなポイントに、テキサスリグを打ち込んで毎年何匹もバスを釣り上げています。

カバーからバスを抜き上げるダイナミックな釣りは、バス釣りの醍醐味の1つと言えます。

近年では、パンチングと呼ばれるシンカーの重さを1oz以上にして、ひしも等のマットカバーの下に潜んでいるバスを狙う釣り方をする方も増えてきました。

バスがバイトした瞬間に、フルパワーでフッキングしてバスをヘビーカバーから抜き上げる豪快な釣りです。

近年、琵琶湖のボートフィッシングでは、夏の定番の釣りになっています。

テキサスリグの短所

 

リグを作るのが面倒で、一部ではテキサスリグは使用しない方もいらっしゃるようです。

ラバージグにトレーラーをセットするだけのものと比較すると、使用する部品が多くリグを作るのに時間を要することが短所となります。

またカバーに対してギリギリにルアーをキャストできても、シンカーの重さによりカーブフォールしてしまうことで、狙いたいポイントからルアーが離れてしまうという点があります。

おかっぱりでは離れた位置にある杭等の縦のストラクチャーに対して、垂直にワームを落とし込むのが難しくなります。

これを解消するための、テキサスリグの応用編のようなリグを後程お伝えします。

その他のオプション

 

通常は先に挙げた、シンカーとフック、ワームのみでテキサスリグを作ります。

それ以外の部品を、付属する方もいます。

シンカーストッパー

その名前の通り、シンカーがずれないように止めるためのものです。

ヘビーカバーを攻略する際に、よりカバーに引っ掛からないようにするために、付けるという方が多いと思います。

特に先ほど紹介したパンチングの釣りをされる際には、付けた方が良いと思われます。

逆にストッパーが無い方が、良い場合もありますので注意してください。

シンカーがずれることで、一時的にワームがノーシンカー状態になり、ワームにナチュラルな動きが生まれるためです。

その動きがバスを誘うのに、プラスになる場合もあります。

攻略するポイントによって、ストッパーの有無をどうするか判断されると良いと思います。

ビーズ

最近は、使用される方は少なくなりました。

第一時バス釣りブームの時には、ビーズの使用が流行った記憶があります。

ビーズを入れるメリットとしては、シンカーとビーズが当たる音やビーズの光でバスにアピールする力が増すことになります。

またラインの、結び目を保護するといったことが挙げられます。

しかし、実は私は今までほぼ使用したことがありません。

使わなくても、しっかり釣果は得られていますので、お好みで使用されるのが良いかと思います。

お勧めワーム

 

私がテキサスリグを使用する際に、使用しているワームをご紹介します。

ベイトブレス:バイズクロー

野池等の小規模なフィールドでは、3.5インチを使用します。

琵琶湖等のビックフィールドでは、4.5もしくは5.5インチを使用しています。

私がテキサスリグで、最もバスを釣っているワームのだと思います。

テキサスリグで、使用すると抜群です。

ラバージグのトレーラーとしても、優秀なワームです。

若干、針持ちが悪い印象があります。

それ以外は全く、非の打ち所がないワームです。

OSP:ドライブクロー

主に3インチを使用しています。

バイズクローよりも、もう少しボリュームを抑えたいと思った時に使用しています。

テキサスリグを使う際に、私が野池で最も愛用しているワームです。

ゲーリーヤマモト:ヤマセンコー

ド定番のワームです。

やはり釣果からすると、外せないワームです。

上記のクロー系では、攻略できないカバーを攻略する際に使用する。

すり抜けが良く、ワーム自体が高比重だからです。

テキサスリグにするとさらにカバーに入れやすくなり、回収時のすり抜けも抜群に良いです。

フック

 

テキサスリグのフックの選び方は、ノーシンカーの場合と同じです。

使用するワームの長さから、1つ数字の小さいものを選ぶと良いと思います。

ワームが3インチ程度であれば、2/0のものを選ぶという具合です。

あまり大きなサイズのフックをワームにセットすると、ワームの動きが悪くなります。

アピール力が弱まってしまうため、注意してください。

オフセットフックかストレートフックを使うのは、釣り人によって意見が分かれると思います。

私はオフセットフックをお勧めします。

理由はオフセットフックの方が、トラブルが少ないからです。

すり抜けが良く、フッキング性能が高いストレートフックのメリットは捨てがたいです。

しかしワームからずれることが多くなって、私はそれをかなりストレスに感じてしまいます。

テキサスリグは、ほぼオフセットフックを使用するようにしています。

またフックの軸が太いものほど強度が増します。

ヘビーカバーを攻める場合には、太めのものを使用した方が良いです。

軸の太いものはフッキングが悪くなり、ワームの針持ちが悪くなるといったデメリットも生じます。

攻めるポイントに合わせて、適切なフックを選択する必要があります。

基本的なことではありますが、しっかりワームに対して真っ直ぐに取り付けるということが重要です。

ワームにフックをセットする際にちょっとだけずれても、まぁいいかとそのまま使ってしまう事があるかもしれません。

しかし、そのちょっとのずれでワームの動きが変わり、フッキングにも影響が出ることがあります。

面倒でもしっかり付け直すようにしてください。

何事も基本が大事です。

基本的な事こそ、疎かにしないように注意しましょう。

ちなみに私は、デコイのオフセットフックワーム17を使っています。

ヘビーカバーを攻める場合は、ワーム25に変えています。

シンカー

 

シンカーにはいくつかの材質があります。

代表的なものは、鉛とタングステンになります。

タングステンは鉛よりも高価になりますが、その分シンカーが小型になり強度が高くります。

シンカーは小さい方がカバーの中に簡単に入っていきます。

そため、金銭面に余裕のある方には、タングステン素材のものをお勧めします。

応用編

 

テキサスリグとはちょっとだけ異なる、似たようなリグについて2つお話しします。

この2つが先にテキサスリグの短所としてご紹介した、ポイントに対して垂直にワームを落とすことが難しいという事を解消するものになります。

ジカリグ

リーダーレスダウンショットやゼロダンとも呼ばれます。

フックにリングを取り付けて、そこに直接シンカーを取り付けるリグになります。

通常のテキサスリグよりも、さらに垂直にワームを落とすことが可能になります。

そのため、杭や葦等のストラクチャーをよりタイトに攻めたい場合や貫通性能が高いため、濃いカバーの下へワームを送り込みたい場合に、有効なリグになります。

しかし、貫通性能は通常のテキサスリグよりも高いのですが、貫通後のすり抜けについては若干劣ります。

そのため、釣りをするポイントによって使い分ける必要があります。

最近は、シンカーとフックが一緒に販売されていて、それを使用すれば簡単にジカリグを作ることができます。

ビフテキ

元々は海釣りで、ロックフィッシュを釣る際に使用されていたものです。

近年バス釣りでも、使用されるようになってきました。

「Be Free Texas」を略した呼び方で、豆のような形の中通しシンカーとシンカーストッパーで作るテキサスリグになります。

そのため、通常のテキサスリグとの違いはシンカーの違いのみになります。

ジカリグと同様に、通常のテキサスリグよりも垂直にワームを落とすことができます。

ジカリグとの違いは、シンカーストッパーの位置を変えることができます。

シンカーが自由に動くため落としている際にワームがナチュラルに動くため、このアクションでバスが口を使うことがあります。

まとめ

テキサスリグの長所

  • 根掛かりを恐れずに、カバーの中を攻略できる
  • シンカーを重くすれば、パンチングで誰もルアーを入れられないようなヘビカバーも攻略可能

テキサスリグの短所

  • リグを作るのが面倒
  • 特におっかぱりでは、離れた位置にある縦のストラクチャーに垂直にワームを落とし込むのが難しい

その他のオプション

  • シンカーストッパー・・・パンチングをする際には、付けた方が良い
  • ビーズ・・・バスへのアピール力を上げたい場合には使った方が良いかも

お勧めワーム

  • ベイトブレス:バイズクロー
  • OSP:ドライブクロー
  • ゲーリーヤマモト:ヤマセンコー

フック

使用するワームの長さから1つ数字の小さいものを選ぶと良い
オフセットがお勧め
ヘビーカバーを攻める場合には、軸が太めのものを使用

シンカー

金銭面に余裕のある方には、タングステン素材がお勧め

応用編

ジカリグ
通常のテキサスリグよりも、垂直にワームを落とすことが可能

カバーへの貫通性能は高いが、すり抜けについては、若干テキサスリグに劣る

ビフテキ
ジカリグと同様に通常のテキサスリグよりも垂直にワームを落とすことができます。

シンカーストッパーの位置を変えることで、ワームがナチュラルに動かすことが可能

今回ご紹介したテキサスリグは単純なリグではありますが、状況によってシンカーの重さやフックを変える必要があり奥の深いリグになります。

しかし、このリグを使いこなすことで、釣果をアップし、バス釣りの奥深さも体験できるリグだと思いますので、ぜひチャレンジして頂ければと思います。

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