せっかく魚を釣ってきたのに、車内が魚臭い…!!
なんてことありませんか?
慌てて消臭スプレーをかけてみたものの魚の臭いとスプレーの臭いが混じり、
更に悲惨なことに…!!
魚がたくさん釣れて家族に喜んでもらえると思っていたのにブーイングを浴びてしまってはせっかくの収穫も台無しになってしまいます。
そんな失敗をしないためにも今回は
そもそも臭いの原因は⁇
車内についてしまった消臭方法
臭いがつかない為にはどうする??
という3つについてご紹介したいと思います。
目次
臭いの原因とは??
アミン臭
魚のイヤな臭いは「アミン臭」といいます。
死んだ魚は、細菌が繁殖して時間とともに臭いが増してきます。
これがアミン臭です。
手についてしまったアミン臭は石鹸では落ちにくく、やっかいなものです。
手は指紋があり凹凸がありますので、隙間に入り込んでなかなか臭いが消えないのです。
では、手についてしまったアミン臭はどうしたら取れるのでしょうか?
手についたアミン臭はブラシなどでこすって落とすのも効果的なのですが、
私はこのようなステンレス石鹸を使うことをお勧めします。
にんにくや玉葱の臭いにも効果があるそうです。
ステンレスソープの原理としては、アミン臭は金属イオンと触れることで化学反応を起こして、水溶性に変化します。
水溶性に変わることによって、水で臭いの元が洗い流しやすくなるという原理になっています。
ダイソーにも売ってあるそうなので、効果を試したい方はまずダイソーから試すのもいいですね。
また抗菌・消臭をしてくれるウェットティッシュで拭き取るのもお勧めです。
それでは車に残ってしまった臭いはどうすればいいのでしょうか??
手についたアミン臭が車に付着することがあり、車内が魚臭くなることがあります。
その対策についてご紹介したいと思います。
車内に残ってしまった臭いを取る方法
魚用の消臭スプレー
釣具店などで売っている魚の臭い専用の消臭スプレーです。
調理器具に使えるものもあるので、釣りだけの時だけではなくキッチンに置いていてもいいですね。
ヌーラ
これは体臭をケアするために作られた消臭剤です。
臭いの基に働きかけて消臭するので魚の臭いにも抜群に効くそうです。
「釣りビジョン」という番組で紹介されてから全国の釣具店でもよく売れているという情報もあります。
車用ファブリーズ
エアコンのところに取り付けるだけなので簡単です。
香りの強弱を調整できます。臭いが混ざることなく消臭してくれます。
ヌーラは臭う前の衣類に予めスプレーをします。
主に体臭に特化して開発されているが、魚臭にも効きます。
ファブリーズは臭っている衣類にスプレーをします。
主に部屋や空間の消臭対策のためのものです。
レモン水(クエン酸)
万が一シートなどに臭いが付着している場合は、水で薄めたレモン水またはクエン酸をタオルなどにつけてこするという方法です。
お酢もお勧めですが、量が多すぎるとお酢臭くなることもあるので要注意です。
臭いがつかないためにはどうする??
これまでは臭いがついた後の対処法でしたが、家族に怒られないためにも車内に臭いを持ち込ませないようにするにはどうしたらよいのか対策を考えましょう。
釣り具はすぐ洗い、乾燥させる
帰宅したらすぐ石鹸で軽く洗いましょう。そして日光で乾燥させます。
特にクーラーボックスは密閉したままだと菌が繁殖し、臭いが落ちにくくなるので、洗ったら日光で乾かし、ふたを開けたまま保管をすることが大事です。
私はふたを密閉したまま保管して、失敗したことがあるので早めの対処がお勧めです!!
ヌーラを使用する
さきほどご紹介したヌーラ。
臭っているクーラーボックスに吹きかけたり、臭ってほしくないものに吹きかけて魚臭を予防するのに役立ちます。
以上、魚の臭いを取る方法をご紹介しましたがいかがでしたか??
魚の臭いが気になったらまず試してみてください!!
意外な落とし穴
これまで述べてきたことを実行しているのに、何故かまだ車内が魚臭いという方はもうひとつの大きな原因を見落としている可能性があります。
意外と忘れがちなのが靴の裏です。
歩いていてオキアミを踏んでしまったり、魚の針を外すために靴の裏で魚を押さえつけたり、実はかなりの臭いの元です。
私は硬めのブラシを持って行って、釣りの後に海水とブラシで靴の裏を洗うようにしています。
結構靴の溝にオキアミや魚のウロコなどいろいろ付いてますよ。
そのまま車に乗り込むとアクセルペダル、ブレーキペダル、足マット・・・洗うところがまた増えてしまいますね。
車に乗り込む前に靴の裏を洗った方が楽だと思います。
クーラーボックスが魚臭くなる原因(裏ワザ公開)
余談ですがクーラーボックスの臭いについて触れておきます。
魚臭くなる原因と書きましたが、正確に言うと魚の臭いとは微妙に違います。
臭くなる原因は「海水に含まれる雑菌」です。
多くの方がクーラーボックスの中に海水と氷を入れて持ち帰ると思いますが、実は海水は雑菌だらけなんです。
その状態で持ち帰った場合、いくら正しい方法で魚を処理していても、一日クーラーボックスの中で保存しておくと、魚の目は真っ白。死んだ目になっています。
菌が繫殖しますので、臭いがでます。
そこで、私が馴染みの船頭さんに教えて頂いた裏ワザを公開します。
海水ではなく、「水道水」と「塩」で『人工海水』を作ります。
『人工海水』+「氷」で氷水を作ります。
注意点は水道水であって、コンビニなどで販売されている飲料水ではありません。
理由は成分の話になってくるのでよく分かりませんが、水道水じゃないと駄目です。
(逆に干物を作る場合は飲料水で、水道水はNGです)
事前にここまで準備して釣りに行きます。次は魚が釣れてからの手順です。
魚が釣れたら、まず脳を破壊して締めます。
次にエラを切り、海水の中で血抜きします。
それから出来る事なら神経締めをします。
そこまで終わったら、クーラーボックスの中に入れて持ち帰ります。
家に帰ったら、魚を全てたわしで水洗いしてください。
もう一度人工海水の氷水を作り直し、水洗いした魚を戻します。
少々手間ですが、この状態で保存しておくと、1日、2日たっても魚の目が生きたままです。臭いもありません。
しかも冷蔵庫より低い温度で保管できるため、アニサキスも死滅するらしいです。
この裏ワザを知って、初めて試してみたときは笑いました。「こんなにも違うものか!」と。
クーラーボックスに臭いが残っていないので、洗うのもかなり楽になりました。
試してみてください。笑いが出ますよ(笑)
まとめ
臭いの原因とは??
- アミン臭
手に残った臭いは
- ステンレスソープで分解する
- 除菌・消臭のウェットティッシュでふき取る
車内に残ってしまった臭いを取る方法
- 魚用の消臭スプレーを釣り具や車内に吹き付ける
- ヌーラで事前に対策する
- 車用ファブリーズを取り付ける
- レモン水でこする
臭いがつかないためにはどうする??
- 釣り具やクーラーボックスはすぐ洗い、乾燥させる
- ヌーラを事前に使用する
意外な落とし穴
- 靴の裏
- 靴のミゾにはオキアミなどいろいろ詰まっている
- アクセルペダル、ブレーキペダル、足マットを洗うか靴の裏を洗うか
クーラーボックスが魚臭くなる原因
- 魚ではなく雑菌が原因
- 「海水」+「氷」=「氷水」は不正解
- 裏ワザを使うと魚の目が違う
- 魚の目=鮮度
- クーラーボックスに臭いが残らない
車内に魚の臭いが残ってしまうほとんどの原因は「手抜き」です。
釣りをした後ろくに洗わずに車内に投げ込み、帰宅後も適当に洗い保管し、またそのまま釣りに行く。
これでは車内も臭くなって当然です。
まずは釣りをしたあとは、「バッカン」や「クーラーボックスの外側」を、海水で構いませんのでしっかり洗いましょう。
帰宅したらしっかりと水洗いし、しっかりと乾燥させてから保管すると良いでしょう。その際にヌーラで対策しておけば完璧ですね。
家族や恋人の理解を得るためにも、臭い対策はしっかりとしましょうね。
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