釣りのオモリを種類別に徹底解説!!最適なオモリの選び方とは?

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皆さん、釣りをするときって絶対オモリを使いますよね?

もちろん私も使います。

そして、釣具店や通販サイトでオモリを選びながらいつも思うんですよ。

なんでこんなにオモリ種類あるんだろ……」って。

私もオモリごとの役割を知るまでは、釣果はあまり良くありませんでした。

日の出前から日の沈むまで釣りをし、全く釣れなかったこともしばしばありました。

しかし、オモリについて勉強をし、正しいオモリを選べるようになってから、釣果は上がっていきました。

ある意味、

釣りによって正しいオモリを選べること=釣りがうまいということ

といっても過言ではないかもしれません。

今回は、そんなオモリの種類や選び方を皆さんに紹介したいと思います。

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オモリの役割

 

そもそも、オモリはなんのためにつけるのでしょうか?

その役割は主に3つです。

  1. 仕掛けを流されないようにする
  2. 仕掛けを遠くに飛ばす(狙ったところに投げられる)
  3. テンション(糸の張り具合)を上げることによりアタリをわかりやすくする

ヨーヨーで遊んだことはありますか?

私も子供の頃、親に買ってもらって、大技を練習した思い出があります。

(腕前については深く聞かないでください笑)

ヨーヨーも紐だけなら、ヒラヒラと舞ってしまい、ああいう風に振り回すことはできませんよね?

釣りのオモリも同じです。

糸だけを投げ入れると、潮や風の流れでひらひらと舞ってしまい、うまく扱うことができません。

魚が食いついたときも、糸だけだと、ほぼわかりません。

適度な糸の張りがつくれれば、逆にわかりやすくなりますが、超高等テクニックです

初心者はやめておきましょう。

オモリがあるからこそ、ウキが沈んだり、手応えを感じたりしてアタリがわかるのです。

オモリの種類と特徴

 

オモリの種類はあまりにも膨大です。

今回はよく使うものだけをピックアップして紹介します。

これさえ覚えておけば、大体の釣りはカバーできます。

ガン玉

噛み潰しと呼ばれるタイプのオモリで、球形で潮の流れの影響も受けづらく、

オモリの中でもポピュラーなオモリです。

大きさは号で区分され、種類も豊富です。

オモリ選びで迷ったら、とりあえずこれを選んでおきましょう。

割りビシ

こちらも噛み潰しタイプのオモリですが、球形のガン玉に対して、紡錘形(細長いレモン型)です。

大きさは大・中・小の3種類で分かれています。

ガン玉に比べ、潮の流れの影響も受けやすいので、仕掛け等に割ビシの指定がない限り、

ガン玉を使うと良いでしょう。

噛み潰しの使い方と注意

使い方は難しいことはありません。

糸につけて潰すだけ。これだけです。

ただ、名前に従って噛み潰すのはやめてください。

噛み潰しタイプのオモリの材質は、主に鉛です。

鉛は、時に人を死に至らしめるほどの毒を持つ危険な物質です。

引用:日本経済新聞「世界の鉛中毒死、年14万人 WHO報告」

摂取しない限り、皮膚に触れたり、口に入れたりする程度なら問題はないとされていますが、

急に中毒症状が出ないにしても、あえて口に入れたいと思いますか?

私はプライヤーを使ってつけています。

安全かつキレイにオモリをつけることができる上、

外すのも簡単にできます。

ガン玉は使う頻度の高いオモリなので、一個買っておいて損はないと思います。

購入する際に注意点が一つあります。

ガン玉には、3つのタイプがあります。

  • ノーマルタイプ
  • やわらかいタイプ
  • ゴム付きやわらかタイプ

下にいくにつれて高価になります。

しかし、やわらかいタイプは再利用できます。

(ノーマルは固すぎて難しいです。)

ゴム付きになると、再利用できるのに加え、ハリスを傷付けません。

私は下2つをおすすめします。

釣り鐘型

底面が平らの環付きタイプのオモリです。

似た形状のナス型、六角に比べアタリを探るのに向いています。

ナス型

底面が平らの環付きタイプのオモリです。

似た形状の釣り鐘、六角に比べ魚にアピールするのに向いています。

六角(小田原型)

フラットな形状をした環付きタイプのオモリです。

似た形状の釣り鐘、ナス型に比べ安定しており、潮に流されづらく安定しやすいです。

中通しオモリ(丸型)

中通しタイプのオモリで、丸い形状をしています。

丸いため、コロコロと深くまで入っていくためテトラポッドや穴に潜んだ魚を狙うのに向いています。

しかし、深くまで入りすぎ、根掛かりしやすいのでぶっこみ釣りには向きません。

中通しオモリ長型(ナツメ型)

中通しタイプのオモリで、細長い形状をしています。

細長い形がアダとなり引っかかりやすいため、障害物の多いところでは、

全く使えないこともありますので、使う場所は選ぶようにしましょう。

ハリスを傷つけないようにゴム管のついたものもあります。

ジェット天秤

強そうな名前ですね(笑)

オモリの上部にプラスチック製のウイングがついた天秤です。

その効果は二つあります。

  • 投げるときの飛距離が伸びる
  • 引き上げる時に素早く仕掛けが上がってくる

飛行機ってあれ、なんで飛ぶかって言ったら、羽ついているからですよね?

ジェット天秤もそれと同じで、ウイングがついているからより遠くに飛ぶんですよ。

更に、引き上げるときもウイングが水の抵抗を受け、仕掛けが素早く上がってきます。

その浮力によって、海底の岩などの障害物を避けてくれて、根掛かりしづらいようになっています。

私も投げ釣りでよく使いますが、ほんとに遠くまで飛ぶし、まず根掛かりしません。

ジェット天秤を使ってから、これなしで投げ釣りはできなくなりましたね。

釣り別オモリの選び方

 

サビキ釣り → 釣り鐘型、ナス型、六角型

落とし込み釣り → 中通しオモリ(丸型)

ぶっこみ釣り → 中通しオモリ(長型)

投げ釣り・ちょい投げ釣り → ジェット天秤

上記のようになりますが、一番汎用性が高いのはガン玉です。

種類も多く、様々な釣りに対応できます。

どうしてもオモリ選びに迷ったら、ガン玉を使っておけばまず間違いないでしょう。

オモリの重さ換算表

 

オモリの重さって、種類によって号とかGとかBとか…色々あって困りますよね。

私の釣りの友人も

「単位を統一してくれたらどれほど楽なことだろう」

といつも言っています。

せめて、何グラム相当なのかくらいは記してほしいものです。

(釣具メーカーの方、ご覧になりましたら、ぜひご検討ください笑)

そこで、今回はオモリごとの重さ(g)早見表を(私自身のためにも)作ってみましたので、

皆さんがオモリを選ぶ際の参考にしていただけたらなと思います。

「号」の場合

1号は、約3.75gです。号数に比例し、おもりも重くなります。

号数(号) 重さ(g)
0.5 1.88
0.8 3.00
1.0 3.75
1.2 4.50
1.5 5.63
2.0 7.50
3.0 11.25
4.0 15.00
5.0 18.75
10 37.5
15 56.3
20 75.0
25 93.8
30 112
50 187
70 263
80 300
100 375

 

B,G,大中小の場合

こちらは数字と重さの間に比例関係にありません。

更にややこしいことに、Bは大きくなるごとに重さは重く、Gは大きくなるごとに軽くなります。(笑)

B,G 重さ(g) 大中小 重さ(g)
G8 0.07
G7 0.09
G6 0.12
G5 0.16
G4 0.20 極小 0.20
G3 0.25 小小 0.29
G2 0.31 0.39
G1 0.40
B 0.55
2B 0.75 0.69
3B 0.96 0.91
4B 1.20 大大 1.31
5B 1.85
6B 2.65 特大 2.36

 

OZ(オンス)の場合

1OZ=28.0gです。一般的にも使われる単位で、比例関係にあります。

オンス(OZ) 重さ(g)
2 56.0
1 28.0
3/4 21.0
5/8 17.5
1/2 14.0
3/8 10.5
1/4 7.0
3/16 5.4
1/8 3.5
1/16 1.8
3/64 1.2
1/32 0.9
1/64 0.4

引用:yahoo!!知恵袋「釣りについて質問です、おもり1号は何gですか???

 

まとめ

 

オモリの役割では、

  • 仕掛けを流されないようにする
  • 仕掛けを遠くに飛ばす(狙ったところに投げられる)
  • テンション(糸の張り具合)を上げることによりアタリをわかりやすくする

などの役割があるということ。

オモリの種類では、

  • ガン玉
  • 割りビシ
  • 釣り鐘型
  •  ナス型
  • 六角(小田原型)
  • 中通しオモリ(丸型)
  •  中通しオモリ長型(ナツメ型)
  • ジェット天秤

が、よく使うオモリであること。

噛み潰しタイプのオモリは噛み潰さずに道具を使ってつけるべきであること。

最後にオモリの重さ換算表を掲載しておきました。

釣りをする上でオモリは、竿・糸・エサについでなくてはならない道具の一つです。

そして、その種類は膨大で、選ぶのに苦労すると思います。

しかし、その釣りに適切なオモリを選べば、釣果はぐんと上がります。

ここに書いてあることを参考に、最適なオモリを選んで、週末の釣りでは大漁を目指しましょう!!

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