アミエビの匂い、皆さん嗅いだことありますか?
…あのアミエビの匂いは、もの凄いです。
攻撃力で言ったら必殺技並みの匂いを放ちます。
車の中にこぼれたり、洋服についたりしたものをそのまま放っておくと、「盆と正月とGWが一緒に来た」くらいのとんでもない衝撃を受けます。
このサイトに来てくださった方は、何かしらお困りかもしれませんね。
今回はアミエビの匂いを取る裏技をお伝えします。
少しでもアミエビ臭から解放されるようにお手伝い出来れば幸いです。
目次
アミエビの匂いを取る裏技とは?
- こぼしてしまったらまず行う事
もちろん、すぐに拭きとってください。
水洗いが出来れば一番良いですが車内だと水洗いもできません。
ましてや釣り現場で水道なんて神的なアイテムがあれば良いですが、なかなか難しいと思います。
応急処置としては、こぼしたエビをティッシュなどでふき取った後、海水をバケツに入れて濡れた雑巾などで何度も拭き取ってください。
そのまま釣具屋に駆け込んで、専用の消臭剤を買う事をもちろんオススメしますが、近くに釣具屋がない方は…
「コンタクトレンズの洗浄液」もしくは「食器用洗剤」を手に入れてください。
上記のものなら、釣具屋さんを探すより早い段階で見つけられる可能性があります。
使い方としては、コンタクトレンズの洗浄液なら「原液」を振りかけてください。
霧吹きがあればいちばん良いですが、手に入らなかった場合は原液を振りかけ、乾いた雑巾でポンポン叩いてください。
食器用洗剤に関しては、乾いた雑巾に洗剤をつけアミエビをこぼしたところを叩くように拭いてください。
裏技ではなく表技(?)は後で紹介しますのでそちらもチェックしてくださいね!
こんな私もアミエビを車にこぼした経験があります。
その時、たまたま持っていたコンタクトレンズの洗浄液を「これでいいや」的な感じで振りかけたら早い段階から匂いは気にならなくなりました。
後々「私って天才!」と思った記憶があります。
皆さんも是非試してみてください。
アミエビ、匂いの原因
アミエビは、釣り餌として販売されているものがあります。
たいていは大きなサイコロ型に固められ冷凍で販売されています。
その凍ったアミエビをバケツなどで解凍して使用します。
もちろん凍っている時には匂いません。
匂いは解凍した「汁」にあります。
匂いの原因は「動物性たんぱく質」です。
その動物性たんぱく質を分解しない限り匂いは取れないと思った方が良いです。
アミエビをこぼしたらこうなる!
「そんなに臭いの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、本当に強烈です。
私は過去に釣り仲間が車にこぼしたところを経験しています。
その当時、夜釣りをしていて釣り場を移動する為に、バケツに入ったアミエビを車のトランクに上げようとしました。
ところが、トランクに引っかかって「ベシャ」とこぼれてしまいました。
車の持ち主は「あとで掃除するよ」と言って軽く拭き取っただけで終わりました。
私もその時は「新車なのに汚しちゃったね」くらいの気持ちでいたんです。
しかし…翌日からその車は「悪臭を放つ車」に生まれ変わってしまいました。
その友人はあまりにも臭いが強烈なので家族に怒られ、挙句の果てには「車売ってこい!」と言われたようです。
泣く泣く車を売る為に、一緒に掃除しました。
消臭スプレー1本使ってもダメ、シートを丸洗いしても匂いは取れず
…結局、新車で購入した車は1/7の金額でお別れしました。
アミエビ臭はこのくらいの威力があるんです。
自分でも、少量ですがアミエビを車にこぼしたことがあります。その時は気付かず、翌朝、出勤のため車のドアを開けた瞬間…
あみえび臭が襲ってきました!HPをMAXにして車のドアを開けたのに、攻撃力が高すぎてゲームオーバー!
…そのまましたかなく通勤に使いましたが窓を全開にしても「オエッ、オエッ」となりました。
…本当にアミエビ臭を甘く見てはいけませんよ!
他人をアミエビ車に乗せなければいけなくなった時は?
もし、アミエビ臭がする車に他人を乗せなければいけなくなった時は・・
○ブレーキの調子が悪いから、乗らない方がいいよ。
○ガソリンが少ししかないから、今日は無理かも…
○シートにコーヒーこぼしたから、服汚れるよ。やめておこう。
と言い訳しましょう。
それでも乗せなければいけなくなった時は土下座をして正直に話してください。
車のドアを開けた瞬間、全員のHPが「0」になるので納得してくれるでしょう。
アミエビ臭の事故を防ぐための対策
釣り場から釣り場を車で移動する場合は、信頼できる人にアミエビ入りのバケツを持ってもらいましょう。
こぼさずに移動できたら「焼肉定食ご飯大盛」をごちそうしてあげてください。
さらに、リアス式海岸を車で移動してアミエビミッションを達成した場合は定食に、ビールもつけてあげてくださいね。
当然運転手はダメですよ?
その他にも、
○車にゴザをひいてから釣り道具を置く
○移動する場合は大きなゴミ袋にバケツを入れ、口をしっかり縛る。
○ちゃんとしたバッカンを購入する。
○アミエビで使用した容器は必ずキレイに洗ってから持ち帰る。
○匂いの原因となりそうなものは、洗ってからバッカンに収納しきっちり蓋をして持ち帰る。
アミエビがこぼれないように、念には念を入れて扱ってくださいね。
持っておくと安心ヌーラとNRCスプレー
先ほどは「コンタクトレンズの洗浄液」と「食器用洗剤」を紹介しましたが、表技についても少しふれておきますね。
ヌーラをご存知でしょうか?
どちらも釣り番組で紹介されましたので、すでにかなりの知名度があると思いますが、どちらもかなり効果がある消臭スプレーです。
違いと言えば、
ヌーラは前もってシートや衣類などにスプレーしておく事前対策タイプです。
タイプが違うので2本とも持っておくことを強くおすすめします。
強力なので、普通の消臭スプレーより少しコストは高くなりますが、新車を手放すことになるよりは全然得策なのは言うまでもないでしょう。
まとめ
●アミエビがこぼれた場合は、すぐに拭きとる
●こぼしてしまったら、コンタクトレンズの洗浄液、または食器用洗剤の原液をこぼした箇所に振りかけ、濡れた雑巾で叩きとる
●アミエビは、凍っている時から、バケツなどに入れておく
●溶かしたアミエビを運ぶときは、何重にも袋に入れる
●アミエビに使った容器は全て水洗いし、持ち帰る
●ヌーラで事前対策
以上となります。
アミエビは匂いがきついぶん、魚を寄せ付ける為の欠かせないアイテムでもあります。
上手に扱って、沢山の魚を釣ってくださいね。
市販の匂い取りはこちらでも紹介しています。ぜひチェックしてみてください。
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